すまた(読み)スマタ

デジタル大辞泉 「すまた」の意味・読み・例文・類語

す‐また

調子はずれ。また、的はずれ。見当ちがい。
「三味線つぼも―の弾き語り」〈浄・歌祭文

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すまた」の意味・読み・例文・類語

す‐また

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 拍子がはずれること。拍子が合わないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「しらぬ謡にすまたの手拍子」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)一)
  3. 予期に反すること。あてがはずれること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「穐の風下は通さぬ塀柱 月の夜討はすまたなるらん」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む