すまた(読み)スマタ

デジタル大辞泉 「すまた」の意味・読み・例文・類語

す‐また

調子はずれ。また、的はずれ。見当ちがい。
「三味線つぼも―の弾き語り」〈浄・歌祭文

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「すまた」の意味・読み・例文・類語

す‐また

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 拍子がはずれること。拍子が合わないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「しらぬ謡にすまたの手拍子」(出典:浮世草子・好色盛衰記(1688)一)
  3. 予期に反すること。あてがはずれること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「穐の風下は通さぬ塀柱 月の夜討はすまたなるらん」(出典:俳諧・西鶴大句数(1677)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む