すらに(読み)スラニ

デジタル大辞泉 「すらに」の意味・読み・例文・類語

すら‐に

[連語]副助詞「すら」+格助詞「に」》…さえも。
「せむすべのたどきを知らにかくしてや荒し―嘆き伏せらむ」〈・三九六二〉
[補説]「に」については副助詞・間投助詞などの説もある。

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精選版 日本国語大辞典 「すらに」の意味・読み・例文・類語

すら‐に

  1. ( 助詞「すら」と「に」とが重なったもの ) 意味的、機能的に「すら」と同じ。…さえ。
    1. [初出の実例]「暇なみ五月を尚爾(すらニ)吾妹子花橘を見ずか過ぎなむ」(出典万葉集(8C後)八・一五〇四)

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