スワジランド系(読み)スワジランドけい

最新 地学事典 「スワジランド系」の解説

スワジランドけい
スワジランド系

Swaziland System

南アフリカ,カープファール・クラトン東部を占めるグリーンストーン帯で,先カンブリア界最下部層。バーバートン山地において最もよく観察される。放射年代は35億~32億年前。全層厚22,000m。下部のOnverwacht層群,中部のFig Tree層群および上部のMoodies層群に区分。Onverwacht層群は下位の超苦鉄質溶岩(コマチアイト)で特徴づけられ,中~上位は苦鉄質~珪長質溶岩が主体。Fig Tree層群はグレーワッケ頁岩・チャート主体。Moodies層群は礫岩・アルコース主体。Swaziland系全体は,北東軸をもつ単純な向斜構造(synform)を示し,緑色片岩相の広域変成作用を受ける。グリーンストーン帯を取り囲んだり貫入したりして花崗岩産出。花崗岩には,27.4億~26.9億年前,31.6億~31.1億年前,32.8億~32.1億年前,35.1億~34.4億年前のものがある。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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