ズイ・サ・しべ・うたがう

普及版 字通 の解説


12画

[字音] ズイ・サ
[字訓] しべ・うたがう

[説文解字]

[字形] 象形
の形。心はしべの形。はしべの集まる形。〔説文〕十下に「心疑ふなり。三心に從ふ」とし、瑣(さ)の音によむとするが、用例はない。字は花の象形で、の初文であろう。

[訓義]
1. しべ。
2. うたがう、まどう。

[古辞書の訓]
名義抄 ウタガフ・ツツシム・ユユシ 〔字鏡 ナブル・ツツシム・ユユシ

[部首]
〔説文〕〔玉〕にの一字を属し、〔説文〕十下に「垂るるなり」、〔玉〕に「聚まるなり、垂るるなり」の二訓がある。いずれもを花の象として、その字義がえられる。

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む