セアカヒラタゴミムシ(その他表記)Dolichus halensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セアカヒラタゴミムシ」の意味・わかりやすい解説

セアカヒラタゴミムシ
Dolichus halensis

鞘翅目ゴミムシ科。別名セアカゴミムシ。体長 19mm内外。体は黒色,やや扁平で,前胸両側に丸みがある。触角や肢は黄褐色,前胸は普通赤褐色であるがほとんど黒色のものもある。上翅は長卵形で縦溝があり,間室は平たく光沢を欠く。上翅中央部に長い赤褐色紋をもつ個体ともたない個体があり,前胸の色彩との組合せでおよそ4型に分けられる。北海道,本州,四国,九州,朝鮮,中国,シベリア,ヨーロッパなどに広く分布し,平地の草むらなどに普通にみられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む