普及版 字通 「セキ・むささび」の読み・字形・画数・意味
18画
[字訓] むささび
[説文解字]
[字形] 形声
声符は石(せき)。〔説文〕十上に「五技鼠なり。能(よ)く飛ぶも、屋を(よぎ)ること能はず。能く(よ)るも、木を窮むること能はず。能く游ぐも、谷を渡ること能はず。能くするも、身を掩(おほ)ふこと能はず。能く走るも、人に先んずること能はず。此れを之れ五技と謂ふなり」(段注本)とあり、むささびをいう。また〔爾雅、釈獣〕の〔郭璞注〕に「形、大いさ鼠の如く、頭はの如く、尾に毛り、色。好んで田中に在りて、粟豆をらふ」とあるものは、りすの類。また碩鼠という。
[訓義]
1. むささび。
[熟語]
鼠▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報