食の医学館 「セサミノール」の解説
セサミノール
セサミノールは、ゴマ自体には少量しか含まれていませんが、セサミノール配糖体(セサミノールに糖の分子がついたもの)を大量に含んでいます。これは、体内に入ると腸内細菌の働きにより、セサミノールに変換します。そして、腸管から吸収され、全身の細胞の酸化を抑えてくれることがわかりました。
動脈硬化を進行させる原因は、血中の悪玉コレステロールが活性酸素によって酸化することだといわれています。セサミノールには、その酸化を防ぐ働きもあるので、動脈硬化の進行を抑える作用も期待できます。
ゴマで効用を得るには、少量でも毎日とることです。大さじ1杯を目安に、こまめにとるようにしましょう。