精選版 日本国語大辞典 「せしめ汁」の意味・読み・例文・類語 せしめ‐じる【せしめ汁】 〘 名詞 〙 江戸時代の料理。種々のものを煮こんだ薩摩汁の一種。転じて、「せしめる」にかけて、うまく手に入れる、まんまと自分の物にするの意に用いられた。[初出の実例]「彼等が懐中の金をせしめ汁(ジル)にせんと」(出典:黄表紙・尽用而二分狂言(1791)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例