セドリック

世界大百科事典(旧版)内のセドリックの言及

【小公子】より

…バーネット夫人Frances Hodgson Burnett(1849‐1924)作(1886)。ニューヨークで靴磨きの少年や雑貨屋の主人を友だちとして育ったセドリック少年は,突然訪れた使者とともに,侯爵家を継ぐフォントルロイとなるべく海を渡ってドリンコート城に赴く。人の愛を解せず,息子の結婚相手も認めないアメリカ嫌いの頑固な侯爵も,純真で,幼いながら公平な視点をもつこの孫と接するうちに,人間らしい感情を取り戻していく。…

※「セドリック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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