20世紀西洋人名事典 「セブロオチョア」の解説
セブロ オチョア
Severo Ochoa
1905.9.24 - 1993.11.1
米国の生化学者。
スペインのルアルカ生まれ。
ドイツのハイデルベルグ大学とベルリンのカイザー・ウィルヘルム研究所(現マックス・プランク研究所)でマイヤーホーフに師事する。1931年カルメン・ガルシア・コビアンと結婚。’41年渡米し、’54年ニューヨーク大学医学部生化学教授となる。’56年アメリカの市民権を獲得。研究は、生化学の広範な分野にかかわる。RNAの生体外合成に成功し、その業績により’59年コーンバーグとともにノーベル生理学医学賞を受賞。’85年にスペインに帰国。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報