セルギー・ラドネーシスキー(読み)せるぎーらどねーしすきー(その他表記)Сергий Радонежский/Sergiy Radonezhskiy

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

セルギー・ラドネーシスキー
せるぎーらどねーしすきー
Сергий Радонежский/Sergiy Radonezhskiy
(?―1392)

ロシアのタタール人支配時代の修道者。ロシアでもっとも人気があり、愛された聖人ロストフ貴族の家に生まれる。ザゴルスク(セルギエフスキー・パサード)付近に至聖三者(しせいさんしゃ)修道院を建てた。彼の修道院には多くの隠遁(いんとん)者が集まった。彼はぼろをまとって皆と筋肉労働を行い、すこしも指導者ぶらなかった。ロシア修道精神の真髄である卑下権化であり、また、ギリシア瞑想(めいそう)的、神秘的な静寂主義ヘシカスム)を学んだ。その反面、彼には政治力もあり、ドンスコイ公にタタール軍防御法を進言し、クリコボの戦いを勝利に導き、モスクワ朝ロシア建国の父といわれた。

[田口貞夫 2018年2月16日]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む