ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「セロリー」の意味・わかりやすい解説 セロリーApium graveolens; celery セリ科の一,二年草。北ヨーロッパ原産で,古くからヨーロッパや西アジアで各地に栽培されていた。セルリーとも呼ばれ,またオランダ人によりもたらされたので,オランダミツバの名もある。茎は直立分枝し,高さ 60~90cm,緑色で稜があり,2~3回羽状複葉を互生する。夏から秋にかけて分枝し,5弁の小さい緑白色の花を散形花序につける。全草に芳香があり,太くて長い根出葉の葉柄部を土や紙でおおって軟白し,食用にする。日本には明治以前に伝えられ,横浜付近で栽培されたというが,昭和になってから広く普及し,冷涼地でつくられている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
栄養・生化学辞典 「セロリー」の解説 セロリー [Apium graveolens].セルリー,オランダミツバともいう.セリ目セリ科セロリ属の一〜多年草.主に地上部をサラダなどの食材にする. 出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報 Sponserd by