普及版 字通 「セン・かくす」の読み・字形・画数・意味
7画
[字訓] かくす
[説文解字]
[字形] 会意
大+両入。大は人の正面形。その両腋にものをかくす形。〔説文〕十下に「盜竊(たうせつ)して物を(かく)すなり。亦(腋(わき))に持するるに從ふ」とあり、「俗に人俾(ひせん)と謂ふは是れなり」と、当時の俗語を録している。陝・閃と声義が通ずる。
[訓義]
1. かくす、腋の下にものをかくす。
[声系]
〔説文〕に声として、陝など二字を収める。
[語系]
・陝・閃sjiamは同声。深sjim、探thmも声近く、・閃の字とは対転をなす語とみられる。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報