普及版 字通 「セン・かみ・きる」の読み・字形・画数・意味
19画
[字訓] かみ・きる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(前)(ぜん)。は趾(あし)を洗い((せん))、その爪を剪(き)りえる意。髪を(き)りえることをという。〔説文〕九上に「女の鬢(びん)を垂るる皃なり」とするが、〔礼記、曲礼下〕に「蚤(さうせん)せず」とあって、手足の爪を切ることを蚤、髪を切りえることをという。
[訓義]
1. かみ、たれがみ。
2. きる、きりそろえる、そる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 カミキル 〔字鏡集〕 キル・カミキル
[語系]
・・剪・tzianは同声、みなの声義を承ける一系の語であり、ことによって区別する。
[熟語]
髪▶・茅▶
[下接語]
・修・垂・盛・爪・曼
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報