改訂新版 世界大百科事典 「セントゴーデンズ」の意味・わかりやすい解説 セント・ゴーデンズAugustus Saint-Gaudens生没年:1848-1907 アメリカ19世紀後半の代表的彫刻家。幼いころアイルランドのダブリンからニューヨークに移民。パリのエコール・デ・ボザール(国立美術学校)に学んだ後,イタリアでルネサンス彫刻に触れ,1874年に帰国。まもなく手堅い自然主義的手法で頭角を現し,80年ごろから彫刻界の指導的地位を占める。肖像彫刻と記念碑の仕事を数多く手がけ,ニューヨーク,ボストン,ワシントンなどに公共的な作品を残す。執筆者:桑原 住雄 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by