最新 地学事典 「セントローレンス地向斜」の解説
セントローレンスちこうしゃ
セントローレンス地向斜
St.Lawrence geosyncline
大アパラチア地向斜のうち北東部をいう。カンブリア紀からデボン紀まで続き,デボン紀後期の造山運動を受け,石炭紀後期とペルム紀に最大の変動を受けた。セントローレンス川の北西側では地層は乱されず,カンブリア~シルル系の薄い石灰岩からなるが,南東側では地層は乱され,褶曲・衝上・火成岩の貫入がある。全堆積物の厚さは6,000mを超えない。この地向斜の海は,たびたびアパラチア地向斜とつながった。参考文献:C.Schuchert(1923) Bull. Geol. Soc. Am.,Vol.34
執筆者:清水 大吉郎
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

