日本大百科全書(ニッポニカ) 「ゼヤ川」の意味・わかりやすい解説 ゼヤ川ぜやがわЗея/Zeya ロシア連邦の極東部、アムール川左岸の支流。スタノボイ山脈の南斜面を源流とし、アムール・ゼヤ台地を南流する。スバボドヌイを経て、アムール州の州都ブラゴベシチェンスクでアムール川に合流する。長さ1242キロメートル、流域面積23万3000平方キロメートル。中流にあるゼヤ市まで航行が可能であり、おもに木材が運搬される。可航期間は年間約160日である。11月初めから5月初めまで結氷する。ゼヤ市の上流に発電用のダムがある。[小宮山武治] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例