ゼーマン石(読み)ゼーマンせき

最新 地学事典 「ゼーマン石」の解説

ゼーマンせき
ゼーマン石

zemannite

化学組成Mg0.5[ZnFe3+(TeO3)3]・4.5H2Oの鉱物。六方晶系,空間群P63/m,格子定数a0.941nm, c0.764,単位格子中2分子含む。六方柱状〜針状結晶。ガラス〜ダイヤモンド光沢。劈開なし。硬度2。比重4.05。褐〜黄褐色,条痕淡黄褐色。一軸性正,屈折率ε1.93, ω1.85。ゼーマン石族で,欽一石のMnをZnで置換したものに相当。テルル鉱物を含む鉱床の酸化帯に産し,日本では静岡県河津鉱山から産出。テルルの酸素酸塩鉱物を多く研究したウィーン大学の鉱物学者,Josef Zemannにちなんで命名。

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参照項目:欽一石

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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