普及版 字通 「ソウ・あによめ」の読み・字形・画数・意味
13画
(異体字)
12画
[字訓] あによめ
[説文解字]
[字形] 形声
正字はに作り、(そう)声。は中に火をかざしもつ意で、夜祭を指導する長老の人をいい、の初文。〔説文〕十二下に「兄の妻なり」とあり、〔爾雅、釈親〕「女子、兄の妻を謂ひてと爲す」とあるによる。兄の妻は家につかえる人で、男子のにあたり、ゆえにという。
[訓義]
1. あによめ。
2. 女子の尊称。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕・ ヨメ
[語系]
・suは同声。ともに長老・老人に対する尊厳の称として用いる。もと祭事を司る人をいう。
[下接語]
家・寡・兄・敬・妻・事・孀・盗・養
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報