そくら(読み)ソクラ

デジタル大辞泉 「そくら」の意味・読み・例文・類語

そくら

(「そくらをかう」の形で)おだてること。けしかけること。そくろ
「源三位毎夜―をかひに来る」〈柳多留一二

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そくら」の意味・読み・例文・類語

そくら

  1. 〘 名詞 〙 けしかけること。おだてること。入れ知恵すること。扇動。そくろ。
    1. [初出の実例]「又ふくよ荻かだまれはそくらの風〈調泉〉」(出典:俳諧・富士石(1679)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android