最新 地学事典 「ソグディアナ石」の解説
ソグディアナせき
ソグディアナ石
sogdianite
化学組成KZr2Li3Si12O30の鉱物。六方晶系,空間群P6/mcc,格子定数a1.0059nm, c1.4052,単位格子中2分子含む。六角柱状〜板状結晶。ガラス光沢。劈開{0001}完全。硬度7。比重2.90。紫〜紫ピンク色,条痕白色。一軸性負,屈折率ε1.606, ω1.608。大隅石と同じくミラー石族に属する。主にアルカリ花崗岩ペグマタイト中に産し,日本では愛媛県岩城島の含エジリン輝石曹長岩から産出。原産地はタジキスタンのDara-i-Pioz地塊であることから,現在のウズベキスタン,タジキスタン,キルギスにかけてあった古代中央アジアの国家,Sogdianaにちなんで命名。
執筆者:松原 聰
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

