そ‐したら
- 〘 接続詞 〙
- ① =そうしたら(然━)①
- [初出の実例]「『申ちょっと一っけんさんじましょか』『そしたら、此大びらの覆にしよ』」(出典:洒落本・月花余情(1746)燕喜篇)
- ② ところで。①の仮定の意味が薄れ、話をもとに戻すのに用いる。
- [初出の実例]「なるほど。こりゃ私が誤た。そしたら其百人一首は何のこっちゃエ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)
- ③ =そうしたら(然━)②
- [初出の実例]「あたしたちの自動車、今日町で犬を轢きましたのよ。そしたらまア桃色の血が出ましたの」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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