然うしたら(読み)ソウシタラ

デジタル大辞泉 「然うしたら」の意味・読み・例文・類語

そう‐したら〔さう‐〕【然うしたら】

[接]
前の事柄を仮定し、その場合にあとの事柄が起こることを示す。「今日中に仕上げよう。然うしたら明日は出掛けられる」
前の事柄を契機として、偶然あとの事柄が起こることを示す。「本を整理した。然うしたら千円札が出てきた」
[類語]さてはそうするとそれならそれではではするととするととすればそんなら

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精選版 日本国語大辞典 「然うしたら」の意味・読み・例文・類語

そう‐したらさう‥【然したら】

  1. 〘 接続詞 〙
  2. 前の事柄を仮定し、その場合に後の事柄が起こることを示す。そのようにしたら。そのときには。
    1. [初出の実例]「ひょっとこを踊って貰はアス。そうしたら親分も音頭を取て呉ようから」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)初)
  3. 前の事柄を契機として、偶然、後の事柄が起こることを示す。そうしたところ。
    1. [初出の実例]「試に男女交際論を説て見たのですヨ。さうしたらネ、アノなんですって、私の言葉には漢語が雑(ま)ざるから全然何を言ったのだか解りませんて」(出典浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

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