デジタル大辞泉 「そね」の意味・読み・例文・類語 そ‐ね [連語]《終助詞「そ」+終助詞「ね」。上代語》「な…そね」の形で用いられる。…(し)てくれるなよ。「今替る新防人にひさきもりが舟出する海原うなはらの上に波な咲き―」〈万・四三三五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「そね」の意味・読み・例文・類語 そ‐ね ( 禁止表現に用いられる終助詞「そ」と、あつらえの意の終助詞「ね」が重なったもの ) 常に「な…そね」の形で用いられる。…しないでほしい。[初出の実例]「難波潟潮干なあり曾禰(ソネ)沈みにし妹が姿を見まく苦しも」(出典:万葉集(8C後)二・二二九) そね 〘 名詞 〙 植物「いぬしで(犬四手)」の異名。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例