そより(読み)ソヨリ

精選版 日本国語大辞典 「そより」の意味・読み・例文・類語

そより

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) 物がかるく触れあってたてる、かすかな音を表わす語。風が静かに吹きすぎていくさまをいうことが多い。
    1. [初出の実例]「売物の渋紙づつみおろし置〈里圃〉 けふのあつさはそよりともせぬ〈馬莧〉」(出典:俳諧・続猿蓑(1698)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む