そわつく(読み)ソワツク

デジタル大辞泉 「そわつく」の意味・読み・例文・類語

そわ‐つ・く〔そは‐〕

[動カ五(四)]落ち着かないようすをする。そわそわする。
「父が、―・いて、人目を憚るようにしていたのと思い合わせ」〈宮本伸子

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「そわつく」の意味・読み・例文・類語

そわ‐つ・くそは‥

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 ) そわそわする。落ち着かない様子をする。
    1. [初出の実例]「座中、そはつきたらん時は、いづれの女郎とてもいひぶんせずには有まし」(出典:評判記・色道大鏡(1678)四)
    2. 「家職を勤め身を謹て過る心が浮れ心になり、心そわつき」(出典:箚録(1706))

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