普及版 字通 の解説
14画
[字訓] あつまる・うずくまる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(尊)(そん)。〔説文〕八上に「聚(あつま)るなり」とし、「詩に曰く、沓(そんたふ)背」と〔詩、小雅、十月之交〕の句を引く。〔毛詩〕に「沓」に作るが、おそらく、聚まってうわさ話をする意であろう。〔左伝、僖十五年〕に「沓」に作る。沓は連語であるから、字の原義はむしろ踞(そんきよ)の義によって求めるべきであろう。
[訓義]
1. あつまる。
2. うずくまる、かしこまる、うやうやしい。
3. と通じ、うわさ話をする。
[古辞書の訓]
〔立〕 アツマル・シリウゴト・キタナシ
[熟語]
夷▶・▶・沓▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報