タイ・およぶ・ねがう

普及版 字通 「タイ・およぶ・ねがう」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音] タイ
[字訓] およぶ・ねがう

[字形] 形声
声符は台(たい)。(逮)(たい)と同声。〔爾雅、釈言〕に「ぶなり」とあり、〔詩、召南、有梅〕に「其の吉なるに(およ)べ」という句がある。まにあう、今のうちにの意。

[訓義]
1. およぶ、いたる、至るをまつ。
2. ねがう。

[古辞書の訓]
名義抄 オヨブ・イタル・カタシ・オヨバヌカ

[語系]
dは同声。台はものをはじめるときの儀礼。隶(たい)は禍殃を他に及ぼす儀礼を示す字である。

[熟語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android