タイグエン高原(読み)タイグエンこうげん(その他表記)Thai Nguyen

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイグエン高原」の意味・わかりやすい解説

タイグエン高原
タイグエンこうげん
Thai Nguyen

ベトナム中部西寄りに連なる高原地帯をさす名称。タイグエンはベトナム語で「西の高原」の意。一般にはベトナム中部高原と呼ばれる。ベトナムとラオス,カンボジア国境を縦走するアンナン山脈がベトナム側へ張出したところにあり,北からコントゥム高原 (平均標高 700~800m) ,ダクラク高原 (600m) ,ラムビエン高原 (1500m) ,ジリン高原 (1000m) の4つの高原に分れる。土壌は玄武岩の分解で生成されたもので,赤茶けた色を呈しており,カリウムやリン酸に富むため,ゴム,タバコ,コーヒーなど工芸作物の栽培に適する。主としてジャライ族,バナ族など少数民族が住むが,人口密度はきわめて低い。主要都市はコントゥム,プレイク,ブオンメトート,ダラト。

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