デジタル大辞泉 「プレイク」の意味・読み・例文・類語 プレイク(Pleiku) ベトナム南部、ザーライ省の都市。同省の省都。ホーチミンの北約380キロメートル、アンナン山脈の標高約800メートルのコントゥム高原に位置する。避暑地として知られるほか、コーヒー、茶を産する。ベトナム戦争時にはクイニョンから運ばれた物資の重要な補給拠点となった。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「プレイク」の意味・わかりやすい解説 プレイクぷれいくPlaycu ベトナム中南部、ザーライ省の省都。クイニョンの西北西135キロメートルに位置する。人口10万6700(2003推計)。かつてクイニョンからアンコールへ塩を運んだ道路は、クイニョン―プレイク間が国道19号線となり、また南北に国道14号線が通じている。標高約800メートルのコントゥム高原にあるため、気温は日中でも24℃を超えず、近辺の避暑地となっている。コーヒー、茶、ゴムなどを集散する。[菊池一雅] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「プレイク」の意味・わかりやすい解説 プレイクPlei Ku ベトナム中部の都市。ホーチミン市の北北東約 380km,アンナン山脈中に広がるコントゥム高原にある。住民にはジャライ族が多い。農牧地帯の中心地で,周辺一帯で栽培される茶,コーヒーや畜産物を集散する。ベトナム戦争中に戦略上の要地であったこともあり,道路が四通し,南シナ海沿岸の港,クイニョンやダナンなどと結ばれる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報