デジタル大辞泉
「コントゥム」の意味・読み・例文・類語
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コントゥム
こんとぅむ
Kontum
ベトナム中部、コントゥム省(人口31万4000。1999)の省都。人口3万4063(1989)。アンナン山脈西斜面にあるコントゥム高原の標高525メートル、メコン川支流のクロンブラ川右岸に位置する。かつてはカトリックの山地布教の中心地で、フランス領時代には監獄があった。周辺ではコーヒー、チャが栽培される。また、バナル人など20以上の少数民族が居住する。北方約75キロメートルには中部ベトナムの最高峰ゴクリン山(2598メートル)がそびえる。
[菊池一雅]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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コントゥム
Kon Tum
ベトナム中部,コントゥム省の省都。ホーチミン市の北北東約 430km,アンナン山脈中に広がるコントゥム高原の北部にある。標高約 520m。住民には少数民族であるバナ族が多い。古くからの商業中心地で,ゴマ,米などを集散し,皮革,ウマの市場もある。フランス植民地時代には政治犯を収容する刑務所があった。南約 50kmにあるプレイクと南シナ海沿岸の主要港ダナンを結ぶ幹線道路に沿う。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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