20世紀西洋人名事典 「タイニーグライムス」の解説
タイニー グライムス
Tiny Grimes
1916.7.7 -
米国のジャズ奏者。
バージニア州ニューポート・ニューズ生まれ。
本名Lloyd Grimes。
ダンサー兼ドラマー兼ピアニストとして活動中の1937年から4弦ギターを独習する。’43年スラム・スチュワート、アート・ティタムと歴史的なトリオを形成。52丁目でのソロ活動などを経て、’50年代以降は自己のコンボで各地を巡演するが、’64年病気のため一時引退。’66年復帰し、ニューヨークのハウス・バンドを率いるかたわら、ミルト・バックナーらと共演。再び体調を崩した’70年代以降は活動を縮小するが、’80年以降再々度第一線に復帰し、クラブ・シーンで活躍中。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報