ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タイヒミュラー」の意味・わかりやすい解説
タイヒミュラー
Teichmüller, Gustav
[没]1888.5.22. ドルハット
ドイツの哲学者。 1867年バーゼル,71年デルパトの各大学教授。 G.ライプニッツ,R.ロッツェ,J.ヘルバルトの影響を受けた。形而上学の立場に立ち,実証主義,経験論に反対し,キリスト教的人格主義を主張した。またアリストテレスの文献研究,特にその術語の研究は著名である。主著『アリストテレス研究』 Aristotelische Forschungen (1867~73) ,『魂の不死』 Über die Unsterblichkeit der Seele (74) ,『愛の本質』 Über das Wesen der Liebe (79) 。
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