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不死 ふしimmortality

翻訳|immortality

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不死
ふし
immortality

人間が肉体の死後も個体性を保ちつつ無限に存続すること。 (1) 霊魂の不死 霊魂は人間の本質部分である非物質的実体で,死とともに肉体の束縛を離れるというほとんどの宗教に共通の思想。 (2) 復活 神の全能により再び肉体を具有し真の人間となるというキリスト教の教義。 (3) 人間幽影説 人間は影のような存在で,具有する肉体を容易に脱出するという心霊論者の考え。 (1) の多くは倫理的努力に対する応報としての来世観を伴い,来世での生の完成を理想とする。プラトンは人間の理性機能が超越者への参与を反映することから,またカントは実践理性の要請として,霊魂の不死を論証した。唯物論は不死信仰を拒否する。上記の不死説と区別すべきものとして,個人の霊魂は死滅するが,人類全体の類的霊魂の不死を主張する学説もある。

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デジタル大辞泉の解説

ふ‐し【不死】

いつまでも死なないこと。「不老不死

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大辞林 第三版の解説

ふし【不死】

いつまでも死なないこと。 「不老-」

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世界大百科事典内の不死の言及

【死】より

…タイラーの説はあまりにも合理主義的な説明だとの批判にさらされたが,死後の存在と他界の表象の発生を,人間の記憶の能力と心像の外的投影に求めたことは基本的に正しい。死霊として死後も人の個性が存続するという信仰は,キリスト教などの歴史宗教における霊魂不死の考え方に近いといえるが,未開文化にあってはこの不死を永遠のものとすることはまれである。つまり多くの場合,他界での生はこの世の生ときわめて似かよったものとイメージされており,それゆえに霊魂もまたあの世で死ぬと考えられている。…

【仙術】より

…穀類は血液を濁らせるとともに,体内に巣くう悪鬼の三虫ないし三尸(さんし)は穀類の精を養分として育つと考えられたのである。また《山海経(せんがいきよう)》や《戦国策》などには不死の薬にかんする話があり,戦国時代には服薬も行われていたのであろう。秦の始皇帝も東海中の三神山に不死の薬をもとめさせた。…

※「不死」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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