日本大百科全書(ニッポニカ) 「タカナ火山」の意味・わかりやすい解説 タカナ火山たかなかざんVolcán de Tacaná メキシコ南部、タバチュラ市の北東30キロメートル、グアテマラとの国境にそびえる安山岩の活火山。標高4092メートルの成層火山で、中央アメリカ第二の高峰である。有史以後も1855、1878年に、山頂から放射状に走る弱線に沿い割れ目噴火をおこした。1903、1949、1950年には硫気活動が激化、1980~1981年には地震が続発した。[諏訪 彰] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例