タガヤサンミナシガイ(読み)たがやさんみなしがい(その他表記)textile cone

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タガヤサンミナシガイ」の意味・わかりやすい解説

タガヤサンミナシガイ
たがやさんみなしがい
textile cone
[学] Darioconus textile

軟体動物門腹足綱イモガイ科の巻き貝。紀伊半島以南、インド洋太平洋に広く分布し、水深10~30メートルのサンゴ礁間の小石の間にすむ。殻高120ミリメートル、殻径55ミリメートルに達する。太い紡錘形でやや厚く、螺塔(らとう)は円錐(えんすい)形、殻表は黄褐色の地に多くの三角形の白斑(はくはん)があり、黒褐色の縦縞(たてじま)で縁どられる。殻口内は白色貝類を毒のある歯舌で刺し殺して食べる。人間が刺されると、ときに死亡する可能性がある。

[奥谷喬司]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のタガヤサンミナシガイの言及

【イモガイ(芋貝)】より

…人のイモガイ類による刺傷の報告は1982年までに79例にも及んでいるが,死亡例(22人)はほとんどがアンボイナガイである。タガヤサンミナシガイDarioconus textileもその例とされるがはっきりしない。ほかはハチに刺されたくらいの程度まで種々である。…

※「タガヤサンミナシガイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む