タクサイト・オフィティック(読み)タクサイトオフィティック(その他表記)taxito-ophitic, ophitotaxitic texture

岩石学辞典 の解説

タクサイト・オフィティック

玄武岩ドレライト組織で,斜長石輝石,および粒間に橄欖(かんらん)石を含む斜長石のオフィティックまたはポイキリティックの集合体がタキサイト状の細片として重なり合った特徴がある.タクサイト(taxite)は同一熔岩流からの数種の火山岩,砕屑岩からなる破砕状の外見をもつ火山岩である[Loewinson-Lessing : 1932].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む