デジタル大辞泉 「タシチョゾン」の意味・読み・例文・類語 タシチョ‐ゾン(Tashichho Dzong) ブータンの首都ティンプーにある城。市街北部、ウォン川西岸に位置する。同国の中央政庁、国王の執務室、国会議事堂があり、国教であるチベット仏教ドゥルック派の総本山を兼ねる。1950年代、第3代国王ジグミ=ドルジ=ワンチュクにより建造。釘を一本も使わない木組みだけによる伝統建築で建てられている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のタシチョゾンの言及 【ティンプー】より …かつては古い城とそのまわりに寒村があるにすぎなかったが,十五ヵ年計画でここに首都を建設することとなった。まず66年には諸官庁,宮殿,25のラマ教寺院を複合させた壮大なタシ・チョ・ゾン(城)が完成した。同城を中心に町づくりも進められ,3階建ての店舗住宅が街村状に並ぶバザールも建設され,新しいブータンの交易中心として成長しつつある。… ※「タシチョゾン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by