最新 地学事典 「タスマニテス類」の解説
タスマニテスるい
タスマニテス類
tasmanites
有機質の殻をもつ単細胞の微化石Tasmanites属の俗称。多数の穴のある厚い球形殻は100~600µm程度の大きさで,ある種の緑藻類が休眠期につくるものと考えられている。オルドビス紀以降の海成層に含まれる化石は,アクリタークの仲間として取り扱われることも多い。タスマニア島のタスマナイトと呼ばれる有機質頁岩にはこの化石が大量に含まれており,名前の由来となっている。
執筆者:岡田 尚武
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

