尚武(読み)ショウブ

デジタル大辞泉 「尚武」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶ〔シヤウ‐〕【尚武】

武道武勇を重んじること。

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精選版 日本国語大辞典 「尚武」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぶシャウ‥【尚武】

  1. 〘 名詞 〙 武道、軍事を重んずること。また、軍備をさかんにすること。
    1. [初出の実例]「両刀を帯るは皇国尚武の性」(出典:公議所日誌‐一七・明治二年(1869)五月)
    2. 「尚武は国際的奢侈である。現に列強は軍備の為に大金を費してゐるではないか」(出典:侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉勤倹尚武)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐寄張十二山人彪詩〕

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普及版 字通 「尚武」の読み・字形・画数・意味

【尚武】しよう(しやう)ぶ

武を尊ぶ。〔三国志、呉、陸績伝〕(孫策等)共に、四未だ泰からず、須(すべか)らく當(まさ)に武を用(もつ)て治めて之れをらかにせんことを論ず。績、年少末坐、遙かに大聲に言ひて曰く、~今論懷取のを務めず、惟だ武をぶ。~竊(ひそ)かに未だ安んぜざるなりと。

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