タットバ・サングラハ(読み)たっとばさんぐらは(その他表記)Tattvasagraha

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タットバ・サングラハ」の意味・わかりやすい解説

タットバ・サングラハ
たっとばさんぐらは
Tattvasagraha

後期インド大乗仏教の論書。『真理綱要書』と訳す。シャーンタラクシタ(シャーンティラクシタ)の著作で、8世紀において問題となっていたインド哲学上のいろいろな論点を学説・学派別に整理し直し、仏教の立場から論評を加えている。ニヤーヤ学派のウッドヨータカラ、ミーマーンサー学派のクマーリラなど多数の学者を批判し、その方法はきわめて論理学的で中観(ちゅうがん)派の立場を守り、最後に仏が一切智者(いっさいちしゃ)であることを論証する。

[江島惠教 2016年8月19日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む