ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タッピンねじ」の意味・わかりやすい解説 タッピンねじself tapping screw; tapping screw ねじ自身のねじ山で,相手材の下穴にねじ山をつくりながり締込む小ねじ。相手材にめねじを切る工程やナット類が省かれ,締めつけ効果が大で,ゆるみにくいため,量産部品に適している。多くの種類があるが,頭部の形によって,すりわりつき,十字穴つき,六角頭つきなどに分けられる。相手材は,鋼板のほか,非鉄金属,合成樹脂,木材などにも適用できるので,用途は広い。家庭用品,電気製品,自動車・車両・航空機などの内外装備品に用いられる。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by