タニストロフェウス(その他表記)Tanystrophaeus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タニストロフェウス」の意味・わかりやすい解説

タニストロフェウス
Tanystrophaeus

三畳紀中期にヨーロッパや南西アジアに生息していた原竜目に属する陸生爬虫類。体長 75cmの肉食動物で,骨格のつくりは軽快である。この動物が特に奇異であったのは,非常に長い首とその頸椎骨である。頸椎骨がそれぞれ長いので,それらをつないだ首はキリンのように長い。海岸で,長い首を伸ばして魚をとっていたと考えられている。行動も軽快であった。四肢の長さが普通なので,完全骨格の発見以前は,首から上は翼竜類の先祖,胴は恐竜の先祖とみなされていた。

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