精選版 日本国語大辞典 「たぶたぶ」の意味・読み・例文・類語
たぶ‐たぶ
〘副〙 (「と」を伴って用いることが多い)
※雑談集(1305)三「打銚子に玄水をたぶたぶと入て」
② ゆとりがあってゆったりとしているさま、のびやかであるさまを表わす語。ゆったり。
③ 数量が十分にあるさまを表わす語。たっぷり。
※筑波問答(1357‐72頃)「胸の中に句がおほく湧きて、たぶたぶと句ばやにし侍ける」
④ 太っているさまを表わす語。
※しのびね(1271頃)下「たふたふと肥えて、うつくしきまみのほど」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報