タマネギ列車(読み)たまねぎれっしゃ

知恵蔵mini 「タマネギ列車」の解説

タマネギ列車

北海道・北見特産のタマネギなどを輸送する、JR貨物の臨時貨物列車の通称。タマネギなどの収穫時期に合わせ、例年8月中旬から翌年4月下旬にかけて北見-旭川間で運行されている。農産物を載せたコンテナを、全国的にも貴重なDD51形ディーゼル機関車が牽引している。JR貨物が機関車の老朽化採算性を理由に2012-13年シーズンでの廃止を表明したが、地元農協や自治体などが存続を求めており、15-16年シーズンも運行が行われている。

(2015-8-19)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む