タマンサリ(読み)タマンサリ(その他表記)Taman Sari

世界の観光地名がわかる事典 「タマンサリ」の解説

タマンサリ【タマンサリ】
Taman Sari

インドネシアのジャワ島中部ジョクジャカルタ中心部のジョクジャカルタ王宮クラトン近くにある離宮。クラトンを建てたマタラム王国のスルタン・ハムンク・ブウォノ1世が1757年に建造したもので、かつて花園に囲まれていた水浴場の跡が残されていて、「水の王宮」とも呼ばれている。2003年にポルトガル財団修復が行われたが、2006年のジャワ島中部地震で大きな被害を受けた。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のタマンサリの言及

【ジョクジャカルタ】より

…さらに国立ガジャ・マダ大学をはじめ,インドネシア・イスラム大学や国立図書館,進歩的教育団体であるタマン・シスワの本部もあり,学術・教育の一大中心ともなっている。王宮の西にはかつての離宮である水城(タマン・サリ)の遺跡があり,その一部は近年復元された。南海岸のパラントリティスは王朝と結びつく伝説の南海の女神ニヤイ・ロロ・キドールで知られ,メラピ山中腹のカリオランはジョクジャカルタの避暑地として有名。…

※「タマンサリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む