A型、B型インフルエンザ治療のための飲み薬で、ウイルスの増殖を抑える働きがある。中華料理に使われる植物「八角」の成分から合成してスイスの製薬大手ロシュが開発した。国内では中外製薬が2001年から販売している。インフルエンザ治療薬には、ほかに吸入薬のリレンザとイナビル、点滴薬ラピアクタなどがある。服用回数が少ない飲み薬のゾフルーザも発売された。
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A型およびB型インフルエンザ感染症に対する経口抗インフルエンザウイルス薬の製品名。一般名はリン酸オセルタミビル。
[幸保文治]