デジタル大辞泉 「タリーフィッシャー関係」の意味・読み・例文・類語 タリーフィッシャー‐かんけい〔‐クワンケイ〕【タリーフィッシャー関係】 《Tully-Fisher relation》渦巻銀河の絶対光度と回転速度に見られる経験則。1977年にブレント=タリーとリチャード=フィッシャーが提唱。恒星の回転に由来するスペクトル線のドップラー効果から速度幅が求められ、光度は速度幅の4乗に比例するというもの。楕円銀河の場合は、フェーバージャクソン関係が成り立つ。宇宙の距離梯子の一として知られ、およそ100Mpcメガパーセク程度まで測定可能。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例