ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 タルクイニウス・コラチヌスTarquinius Collatinus, Lucius 前6世紀頃のローマの政治家。共和政の創設者の1人で,最初の執政官 (コンスル,前 509) の1人だったといわれる。ルクレチアの夫。妻ルクレチアが,タルクイニウス・スペルブス王の息子に犯されて自殺した。その後タルクイニウスの名のゆえに自発的にローマを去ったともいわれるが,ギリシアの陶片追放 (オストラシズム ) に影響された伝説であろう。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by