タルテッソス(その他表記)Tartessos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タルテッソス」の意味・わかりやすい解説

タルテッソス
Tartessos

スペイン南部の古地方名,またはそこにある川と河口の町をもさす。古くからミノア人が訪れ,一時フェニキアの支配を受けた。カルタゴブリタニアとの通商繁栄。前 500年頃カルタゴ人に破壊された。後世詩人たちによってこの名はスペイン,あるいは西ヨーロッパ総称として用いられた。旧約聖書の『列王紀』などにみられるタルシッシュと同一視される。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む